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感情が身体に与える影響(腎と恐怖)

  • 珠氣鍼灸治療院
  • 2020年7月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年7月10日

腎は、身体の成長や体液の調節を主に行っています。

また中国の古典には、「先天の気(先天的なエネルギー)」を納めている場所とされています。「先天の気(先天的なエネルギー)」とは身体の成長や寿命に関わる働きを持っています。なので発育に影響がでているお子さんや高齢者の方は、先天の気が少なくなっています。


腎は、骨や髪などにも影響を与えています。腎の働きが弱まれば、骨が脆くなったり、髪が抜けやすくなったります。



腎は、感情でいうと”恐怖”と関り深い臓器になります。




よく怪談話であるように、とても怖い体験にあって髪が真っ白になるという話がありますがそれは、恐怖という感情により、腎の精気(腎に納まっているエネルギー)が著しく消費されてしまったからなんですね。

また腎の働きが低下していると、びくびくしたり、恐がったりする傾向があります。小さなお子さんや高齢者の方にそういった反応が多いのは、腎に納まっている精気が少ないからです。


他の四臓にも精気が納められているように、腎の臓にも”志(し)”という精気が納められています。この”志”という精気は、精神にも影響を与え、「物事を持続的にやり続ける根気」の働きをもたらします。

子供がおもちゃで遊んでいたら、他のおもちゃに目が移って違う遊びに走ったり、お年寄りが体力がなくなったとか続けることが辛くなったと言ったりするのも腎の精気”志”が少ないために起こります。



 
 
 

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