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病になるしくみ

  • 珠氣鍼灸治療院
  • 2021年5月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年5月29日

患者さんの中で一番多い質問として、ご自身の日ごろのケアについて聞かれることあります。

中でも「巷で評判のサプリメントやテレビで健康にいいと紹介された食材を試した見たけどもあまり改善が見られなかった」という事で「どこに視点を置いてケアをすればいいのか」悩まれている方が多いような気がします。



東洋医学での見方で身体をケアする場合、「どのような経緯で体の不調が現れたのか」、「どのようなことをすると症状が重くなるのか」という様に『症状が増悪する要因』もっと広く見ると『病になるしくみ』に焦点を当てることが重要になります。



東洋医学では人の体はこのようにして病にかかるとされています。



以前のブログで述べましたが、東洋医学の治療の目的は「五臓の活動を円滑にすることで、その人自身の治す力を取り戻すこと」です。

この五臓の活動が正常であれば、もちろん五臓を動かしている『精気(元気・生命力)』が保持されます。

『精気(元気・生命力)』がしっかりしていれば、身体の生命維持・健康維持が行われます。




しかし、この精気が病因(病を引き起こす原因)によって弱められたとき、いわゆる”病気”を引き起こすことに繋がります。

病因(病を引き起こす原因)。ここを意識して日頃ケアするかしないかでは、非常に違ってきます。


皆さんもご存じの通り、病気の軽重は「症状の現れ方」、「治療期間」に関わってきます。

それと同時に、病因(病を引き起こす原因)も「症状の現れ方」、「治療期間」に大いに関わって来るんですね。

例えば、鍼灸や漢方で五臓の精気(元気・生命力)の回復を図っているのに、病因(精神状態や体質は、難しい部分があるので考慮して省きます)が変わらない。

そうなると病因が回復力の妨げになることがあるんですね。

病因を考えてケアを行うことは、回復力を後押しすることに繋がります。それが症状の改善の近道です。これをしっかり意識することが自身に合った健康法を見つけるカギになると思われます。



 
 
 

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